北京JAC

 

 

 

ロビイング
ロビイングとは

Q. 一般にロビイング、とくに省庁ロビイングは何のためにするのですか。

A. 省庁ロビイングの目的は大きくわけて二つ。まずNGOと省庁間での情報交換で、 二つ目はNGOの意見や考え方を省庁の個別の政策の担当者に説明し、交渉を通して、 それを国の政策に反映させることです。 国の政策は基本となるので、省庁ロビイングはとても重要です。

Q. JACとロビイングの関係を教えてください。

A. 95年の北京会議には日本からも大勢の女性が参加しましたが、 その時私たちは他国に比べて実際の政策について省庁に説明を求めたり、 NGO側の意見を反映させるための交渉や情報交換が欠けていることを痛感しました。 北京JACは、ロビイングを活動の柱とし、さらにそれを通じて世界女性会議や その後の国際的合意を日本の政策に反映させるために設立されました。

北京JACの共通の価値観である北京行動綱領等の観点から、省庁や地方自治体、 議員等に要望行動や交渉をもつことは、設立の趣旨をもっとも直接に反映できる場として重要だと位置付けています。
政策をジェンダーの視点で考えることを伝えるチャンスでもあります。

Q. 省庁の側から見ると、ロビイングはどんな意味があるのですか。

A. 省庁は必要に応じて、国会議員や官僚以外の意見を政策に反映させるために諮問会議や研究機関を設けますが、 そこでの議論は政党や大きな機関、組織や企業の意見に偏る傾向があります。
個人やグループの女性(前に入れ替え、女性個人やグループの)意見を政策決定に 反映させるためのNGO活動が必要な所以です。

北京JACと省庁の関係でいえば、JACは個人のゆるやかなネットワークですが、 基本的には北京行動綱領の理念を実現することで一致しています。そうしたグループとの意見交換は、男女平等の実現を国の最重要課題に掲げている政府にとっても、必要なはずです。

 

(「ロビイングQ &A」『北京JACマンスリー』2005年3月号、No.91より。詳細は同号参照)